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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100930-00000118-jij-soci
鼻、口おさえ、生徒失神させる=男性教諭を戒告処分―横浜市教委
 横浜市教育委員会は30日、理科の授業で「呼吸の大切さを教える」として、生徒の鼻と口をふさぎ失神させた市立山内中学校(同市青葉区)の男性教諭(50)を戒告処分にしたと発表した。


このニュースを見て、正直信じられない事が起きたものだと思ってしまいました。
教師たるものが、呼吸器を塞ぐ事がどれだけ危険かわからないのかと思ってしまいます。

柔道など、締め技のある武道・格闘技でも、呼吸器をふさぐのは禁じ手である場合が多いです。アマチュアは完全に反則です。一部のプロでもない限り、ダメです。それぐらい危険なのです。

締め技は、基本的に首にある頸動脈を締めつけます。これは、うまい人がやると喉元はほとんど締まらず、呼吸ができる状態で、眠るように落ちて(気を失って)いきます。私も何度も締めたり落とされたりということをして、経験済みです。そのまま絞め続けると当然死に至りますが、その前に緩めて活を入れれば問題ないです。私が指導者をしていた頃は、締め技に入って5つ数えても落ちなければ締め方が悪いから技を解くようにと指導していました。それぐらい締め技の指導は指導者も気を使うものです。

しかし、呼吸器の場合、ショックによりすぐに死亡するケースがあります。人は肺で呼吸ができなくなるととんでもないパニックに陥り、一層危険な状態になることを認識しなければダメですね。また、気を失ったとしても、活をちゃんと入れる事が出来なければ死ぬケースもあります。

柔道の場合、締め技、関節技は高校生からでなければやってはいけないはずです。これは身体の発育上、締め技や関節技は、小学生や中学生には好ましくないとの判断からです。実際、締め技は一定時間脳への血流を止めることになるので、脳細胞が死ぬという説もあり、練習でもそうそうやっていいものではありません。呼吸器を塞ぐのも同様で、一定の時間脳への酸素供給を著しく減らすわけですから、身体に良ことがあるわけありません。

このケースは、呼吸器官を故意に塞いだという事で、殺人未遂として告訴されても文句は言えないぐらい酷いです。実際脳細胞は死んだ可能性がありますし、後遺障害が出ないとも限らない程危険な行為です。中学生である事を考えればなおのことです。

今回はたまたま死者は出なかったので良かったのですが、最近こういった学校にまつわる不思議な事件・事故・不祥事が多すぎる気がしてなりません。大勢の立派な教師がいる中、こういう事だけがクローズアップされすぎているのかもしれませんね。
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2010.09.30 Thu l 学校の安全 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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