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私が格闘技の指導をしていた頃の弟子がいます。

当時はまだ某有名大学の学生でした。就職してさぞや立派に仕事をしているかと思いきや、先日会社を辞めるという話を聞きました。

驚いて事情をたずねてみました。
彼の勤めていたのは、とある業界の業界紙の会社で、いわゆる新聞社といってもいいところです。小さいとはいえマスコミの端くれではあります。

彼は、某大学に関するネタをつかみ、裏付け取材をし記事を書きあげました。記事は新聞の一面を飾るものでした。掲載された某大学は、すぐに新聞社に抗議文を寄せたそうです。

ここまでは新聞社であればよくある話でしょう。

ところが、この新聞社は、この抗議文に震えあがり、全ての責任を彼に押し付けて、知らぬ存ぜぬを通そうとしたのです。彼には始末書を書くことを強要したりとやりたい放題だったため、彼の方が愛想を尽かしたと言った形で辞めるそうです。

仮にも新聞社を名乗るのであれば、これはないです。あまりにもお粗末な顛末です。
新聞の一面と言えば新聞社の顔です。そこにどういった記事が載るかは、一介の記者が関知するところではないのは当たり前で、そこは編集長の責任でしょう。記者は記事を書き、それを紙面のどこに掲載するか、否、紙面に載せるかどうかは編集長の責任、引いては会社としての組織の責任になるはずです。

記事が明らかに間違った事を書いた、あるいは捏造であったというのであれば、私の弟子が責められても仕方がないでしょうが、それは無かったわけです。現に抗議文をよこした某大学の抗議文には、具体的にどこの箇所が事実と違うという指摘が全くなかったとのことです。

これでは、記者はおいそれと記事なぞは書けず、組織が個人を守れないのであれば組織に属する必要性は無いわけです。

抗議してきたところが、その新聞社の大口の広告主であったというのも会社として都合が悪かったのかもしれません。しかし、大口の広告主であれば、掲載する、しないの判断は編集長あるいは会社がすべきであって、その責を記者一人に押し付けるのは言語道断です。

こういった理不尽なこと、あるとは聞いていましたが、身近な人間に降りかかってくると、怒り心頭に発するものですね。

私も以前いた会社の役員が、新規事業の失敗を部下になすりつけて、退職金をもらってとっとと退職した時は、唖然としましたが、こちらは組織ぐるみで一人の社員を貶めていますから始末におえません。

組織とは何か、リーダーシップとは何かを考えさせられる出来事でした。

本当は記事の内容なども詳しく言及したいのですが、いろいろと迷惑がかかるといけませんので、この件については、いずれ彼が何らかの形で世に問うとのことで、私は陰ながら応援してやることしかできません。
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2011.02.23 Wed l 日々の出来事 l コメント (2) トラックバック (0) l top

コメント

何を子どもに伝えるか、
興味深く拝読しました。
お弟子さんのような仕事をする方がカッコイイ大人であることを、子どもに伝えていきたいと思います。
お弟子さんを退職に追いやった側が『分別のある大人である』などと、間違っても、子どもに思って欲しくないものです。
2011.02.27 Sun l 緑虫. URL l 編集
Re: 何を子どもに伝えるか、
緑虫さん、コメントありがとうございます。
全く同感です。
子供に何を伝えていくのか、大人が身をもって示すべきですよね。私も子供に正面向いて付き合える大人でありたいと願ってます。
2011.02.27 Sun l 佐々木 健. URL l 編集

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