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子供の頃、学校の行事でキャンプをやられた方も多いかと思いますが、その最高のイベントがキャンプファイアーではなかったでしょうか?

夜の闇の中、大きな火を焚き、それを中心として輪になるイベントですね。

歌を歌ったり、踊ったりという事を半ば強制的にやらされた記憶があります。あれはあまり好きではありませんでしたが、子供ながらに大きな火を見ていると、何か神秘的なものを感じずにはいられませんでした。

あのキャンプファイアーの原型は、アメリカの先住民(アメリカインディアンあるいはネイティブアメリカン)、のカウンシルファイアーだそうです。

部族の代表同士が、何か話し合いで物事を決める時に、火を中心とした神聖な場所で、神聖なキセルによる神聖なタバコの煙で清め、話し合いをするのがカウンシルファイアーです。

カウンシルファイアーの時、発言者は鷲の羽をもつそうで、この羽は参加者全員に平等に行きわたるそうです。そして、羽をもったものが喋っている時は、参加者は全員それを静かに聞いていなければならず、話の途中に賛成や反対を言う事も、野次を飛ばす事も厳禁だそうです。たとえそれが長老の気にいらない話であったとしても、長老は黙ってそれを聞いているのだそうです。そして、決断するのはじっくりとした話し合いであり、長老の独断ではありません。

こうした、参加者なら誰にでも発言権を与えられ、発言している時には誰もがそれをちゃんと聞くというシステムが、実はアメリカ議会に大きな影響を与えたとする説があります。

考えてみると、アメリカ議会は、血の気が多いアメリカ人のわりに、演説中に野次が飛ぶといった事はめったにありません。議会制では先輩格であるイギリス議会では、日本同様野次はあたりまえのようですが、そこから独立したアメリカ議会が、イギリス議会と趣を異にしているのは、カウンシルファイアーの原理原則を引き継いでいるからだという説があり、今カウンシルファイアーが見直されています。

さて、それでは我が国の国会を見ていると、とてもではありませんが教育上良いとはいえない状態ですね。野次が無い日はないぐらいです。また、会社での会議も、上下関係、力関係で事が進んでいくため、誰にでも平等に発言権があり、自由に発言する事が許されるようなことはめったにないでしょう。

私も苦労した経験があります。

だからこそ、カウンシルファイアーの原則はとても重要になります。

以前いた会社で、シックスシグマプロジェクトを発足させ、会社の業務改善に携わった事がありますが、シックスシグマの会議スタイルは、今考えるとカウンシルファイアーに近いものでした。ただ、足りなかったのは鷲の羽ぐらいで、会議の進行役がうまければ、全員に発言権を割り振ることが可能であり、会社での地位や力関係を無にした会議ができました。話すのが苦手な人は、大きな付箋に自分の意見を書くだけでもよかったのです。

シックスシグマもアメリカ生まれですから、カウンシルファイアーの影響は受けている事でしょう。

カウンシルファイアーの鷲の羽は、誰もが平等に自分の意見を言えることの象徴です。今後日本の会社の会議や議会スタイルも見習うべき英知ではないかと思います。

そもそも日本人も話し合いを最も尊ぶ民族であったはずで、それは聖徳太子の制定したと言われる憲法十七条を読んでも分かる事です。

また、輪になるという言葉は和に繋がります。

それが時代とともに失われて行った事は残念なことです。

日本人とネイティブアメリカンは祖を同じくするのではという研究もありますが、ネイティブアメリカンがかたくなに守ってきた伝統を、日本人は無くしたものを取り戻すがごとく学ぶべきではないかと思います。
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2011.09.06 Tue l 日々の出来事 l コメント (0) トラックバック (1) l top

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2012.04.03 Tue l まとめwoネタ速suru
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